■リラックス呼吸法

リラックス呼吸法 呼吸・姿勢・運動法など

■ストレスがかかると体も気持ちも緊張して固くなりますよね。

特に大事な場面などで、緊張を解かなきゃと思うのだけれど、そう思えば思うほどさらにガチガチに緊張してしまう、というようなことは誰しも経験していると思います。

今回は、そういった場面で心と体をリラックスに導く呼吸法をご紹介いたします。

■深く長く息を吐いて緊張を取る

早速やってみましょう。

①まずは下準備

・気持ちの良い季節に露天風呂に入ってリラックスしている情景を思い浮かべます。

②軽く息を吸う

③口を軽く開いて、「は―――――――」と軽く息を吐きます

・温泉に心地よく浸かって「は―――――――」と脱力感と共に息が漏れる、あの感じです。

④さらに緩やかに細く長く息を吐き続けます

⑤さらにやさしく息を糸のように細く感じながら吐き続けます

⑥息の糸を最後の底まで吐き切ったら力を緩めます

⑦自然に空気が入ってきて、全身にじんわり巡るのをゆっくりと感じながら普段の呼吸に戻ります。

これを、しっかりと1回~2回やってみてください。

■息を長く吐くことに一生懸命にはならず軽く開いた口から、するする―っと自然に息が出ていく感じです。

最後の最後まで漏れ出るように細く長く出ていく息を感じながら吐くのがコツです。

息が続かなくて苦しいんじゃないか、と思われるかもしれませんが、こうすると意外に息は続くものです。

■緊張しているときは横隔膜も緊張していて呼吸が浅くなっています。

息を最後まで細く長く吐くことによって横隔膜をやわらかく、しっかりとストレッチする効果があります。

すると、ゆっくりとした深い呼吸に戻っていき、優位になっていた交感神経が落ち着き、自律神経のバランスが取れて気持ちもリラックスできる、というわけです。

■また、最後まで息を吐き切ることで肺の中の空気も入れ替わり酸素の供給も増えるので、頭もすっきりして落ち着いた気分になるかと思います。

是非、試してみてください。

今回は以上です。ご読了ありがとうございました。

それでは、また🐤

相模大野ひよこ堂鍼灸院 院長


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