【天柱】と【風池】は頭の後ろ、うなじのあたりにあるツボで、首肩こりにとても効果があります。また眼や鼻の症状や自律神経症状にも効果があり、とてもよく使われるツボです。
■<効果>
【天柱】頭痛、頭重、不眠、低血圧、首肩こり、鼻炎、鼻づまり、疲れ目、視力減退
【風池】頭痛、めまい、首肩こり、鼻炎、鼻づまり、疲れ目、視力減退
■<ツボの取り方>

【天柱】(てんちゅう)
うなじの中心から指を撫で上げていくと後頭部の骨の出っ張りの下で指が止まる。
その指先1本下、左右指先1本半あたりの筋肉の隙間の窪み。
【風池】(ふうち)
うなじの中心から指を撫で上げていくと後頭部の骨の出っ張りの下で指が止まる。
その左右指先3本半のあたり、後頭部の骨の下の筋肉の間の窪みの中心。
ツボの場所は、ここかなーと感じるだいたいの場所で構いません。効くなあ、と感じるところで試してみてください。
■<刺激の仕方>
1.後頭部を指先全部を使ってしっかりと掴む
2.頭を少し後ろに傾ける
3.親指の先を下から撫で上げるようにしてツボに当てる
4.親指の先と頭の重さを使って、じんわりと心地よい感じでツボに押し込む
5.緩めて、一呼吸置いて押し込むを繰り返す

■首の付け根が緩むと同時に肩のコリも楽になるかと思います。
また上手くツボに当たってジーンという感じが出せれば、目がスッキリしたり、鼻が通ったりする効果も見込めます。
是非、試してみてください。
■以上です。
「よい睡眠」、「適度に運動」、「おいしくご飯」
今月も健やかに参りましょう!
それでは、また♪
相模大野ひよこ堂鍼灸院 院長
※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください🐤
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