■寝付けないときに効くツボ【神門】

すぐに効くツボ

眠ろうと思ってもいろいろなことが頭をめぐって寝付けない、そういう時に効くツボ【神門(しんもん)】をご紹介します。

【神門】は少陰心経の原穴です。

「心」につながる経絡のうち「心」の大本(臓)の変動を調整するはたらきがあるツボ(経穴)という意味です。

東洋医学でいう「心」とは血液を全身に送りだして行渡らせる「心臓」の機能・システムを意味し、同時に「こころ」(「神」「精神」)に大きく関わります。

【神門】を穏やかに刺激することで「心」「神」が落ち着いて、頭の中にぐるぐる巡るいろいろなことがいつの間にか消えている、そういう効果を期待して使います。

■<ツボの取り方>

【神門】(しんもん)

【神門】は手首内側の関節の深いしわ(手関節横紋)の小指側、手首の真ん中側から小指側に辿っていくと分かる小豆くらいの骨(豆状骨)の際にあります。

ここには尺骨動脈という動脈が走っていて、指先で軽く抑えると拍動を感じます。

■刺激の仕方

左手の人差し指と中指の先を揃えて右手の【神門】あたりに軽く載せます。

指先をそっと軽く添えるように置くのがコツです。

力が入らないように他の指も右手の上に載せて支えます。

決して押したり揉んだりはしないでください。

あまりツボ刺激に一生懸命にならず、頑張って眠ろうと意識もせず、ゆっくりと普通に息をしながら、右手の【神門】の感覚にぼんやりと意識を向けましょう。

いつの間にか眠りに入っていると思います。

■今回は以上です。

それでは、また♪

相模大野ひよこ堂鍼灸院 院長


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