■【免疫と花粉症】月刊ひよこ堂 2026年2月号

月刊ひよこ堂2月号・免疫と花粉症 月刊ひよこ堂

皆さま、いかがお過ごしでしょうか

ちょっとずつ春が近づいてきますね

●今月の鳥 シジュウカラ

■ツピツピと通る声で鳴くシジュウカラは、白いほっぺと黒いネクタイのコントラストが可愛い小鳥です

住宅街でスズメがちょんちょんと出てきたかと思えば、シジュウカラだったりして意外とまわりで見かけます

ちょっと足を止めて注意を向けてみると駅までの道のりも楽しいものです

■シジュウカラは、ひよこ堂がある相模原市のお隣の座間の市の鳥でもあります

普通にいる鳥を普通に見かけることって、大事だなあと思います

ちなみに、ひよこ堂のある相模原の市の鳥はウグイスです

●免疫と花粉症

■花粉症の季節がやってまいりました

予測では関東でのスギ花粉の飛散は2月の中旬から始まり、本格化するのは2月の後半からとのことなので、そろそろ心構えが必要そうですね

国民の4割以上が花粉症をもっているとのことですから、毎年この季節になると耳鼻科も大混雑です

■花粉症の症状としては、

・くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった鼻のアレルギー症状

・目のかゆみ、充血といった目のアレルギー症状

その他に

・皮膚の荒れ、喉の痛み、咳

などの症状が出ることがあります

■原因はスギを主として、ヒノキ、ブタクサなどの花粉に対するアレルギー反応です

人間の免疫機能は細菌やウイルスなど害のあるものをやっつけるはたらきをもっていますが、時に無害なものにも過剰な反応をして体に症状が出てしまうことがあり、それをアレルギー反応と呼びます

■通常ものごとにはアクセルとブレーキがつきものでそれでバランスをとっているものですが、免疫機能にもアクセルとブレーキがあります

アクセル役の免疫細胞は外部からの侵入物の刺激を受けて炎症を起こす物質を放出します

ブレーキ役の免疫細胞(制御性T細胞など)は、アクセル役の免疫細胞に働きかけて炎症反応を抑え、傷ついた組織の修復をおこなう働きがあります

<参照>『免疫と「病」の科学』 宮沢昌之、定岡恵 著 ブルーバックス2018年 P104~

■アレルギー反応は、過去に異物として体が認識したものを免疫系が記憶していて(獲得免疫)、再びそれが侵入してきたときに過剰に反応してしまうわけですが、その時にブレーキがうまく効かない状態と言えるでしょう

それを抑えるためには、

①原因物質との接触を避ける(アクセルを緩める)

②免疫機能の状態を整える(アクセルとブレーキのバランスをとる)

③薬による対症療法(外部からブレーキをかける/アクセルの反応を緩やかにする)

といったことを組み合わせ、自分に合った良い塩梅をみつけていくことかと思います

■対処法① 極力花粉に接しない

► 防御する : マスク、めがね、帽子

► 持ち込まない : 外出は花粉が付着しにくい素材のコートで

► 除去する : 帰ったら顔についた花粉を洗う、うがいをする(軽く鼻うがいも)

► 掃除する : 小まめに掃除機をかけて室内の花粉を減らす

■対処法② 免疫機能のバランスを整える

► 睡眠をしっかりとる(時間と質) 1月号参照

► バランスよく食べる(いろいろな食材を偏らずに・腹八分目で)

► 適度に運動する(日中に、ちょっと息が上がるくらいの軽い運動を)

これらを無理のない範囲で工夫していくことで、ストレスや疲れの影響を受けにくくなり、免疫機能のバランスも取れ、風邪をひきにくく、過剰な反応も抑えられていきます

鍼灸治療(本治)もここに含まれます(③の対症療法(標治)も含みます)

●対処法③ 薬物療法

► 抗ヒスタミン薬/亢ロイコトリエン薬 鼻噴霧用ステロイド薬・・・対症療法

► アレルゲン免疫療法・・・原因物質に対する過敏性を抑え症状を和らげる治療法、免疫舌下療法など 症状の少ない季節に開始し年間休まず3~4年の継続治療が必要

■花粉症の症状はなかなかつらいものですが、いろいろな工夫をして何とか今シーズンも乗り切りましょう!

■参考情報■

花粉症とは~原因 症状 治療 予防対策~ | メディカルノート

●花粉症に効くツボ

ここでは花粉症に効果の見込めるツボをご紹介します

●鼻炎・鼻づまりに【魚際】

■【魚際】は手の親指の付け根のふくらみ(母指球)の際にあります

鼻につながりのある手太陰肺経の栄火穴で鼻の炎症を抑えます

<ツボの取り方>

親指の付け根の手のひらのふくらみ(母指球)のやや外側で、骨(第一中手骨)の中央の手のひら側、骨の脇の押すと凹むところ

母指球を魚の腹と見立て、その際(赤白肉際)にあります

<刺激の仕方>

指先で押していくとその奥にかすかに脈動が感じられます(橈骨動脈の枝、母指主動脈)

そこに向けて、親指と人差し指の爪の先を摘まむように合わせて魚際の表面に置き、1mm程度小さく爪の先を開きながら脈動を感じるくらいまで沈めていきます(脈動を感じられない場合は3mm~5mm程度、魚際の皮膚の表面から沈めていく感じで)

そのまま、鼻の奥に血が通ったような感じがして詰まった鼻が通るまで、3分程度じっくり待ちます

●免疫を整えるツボ【曲池】

【曲池】は肘を曲げたところにあり、皮膚や目の炎症にも効果があるツボです。免疫に関係が強い大腸につながり、免疫を整えます。

花粉症による目や鼻の炎症にも効果が期待できます。

ご家庭では、長生灸や千年灸などで刺激をするのがいいでしょう。

詳しくは下の記事をご覧ください

■【免疫を整える】ツボ・曲池(きょくち) | 相模大野ひよこ堂鍼灸院

■今月号の内容は以上です。

「よい睡眠」、「適度に運動」、「おいしくご飯」

今月も健やかに参りましょう!

それでは、また♪🐤

相模大野ひよこ堂鍼灸院 院長


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