■鼻の粘膜のむくみ・炎症を抑えて鼻づまりを通すツボ【上星】(じょうせい)をご紹介します。
鼻炎による鼻づまりは、鼻の粘膜が腫れることで空気の通り道が塞がることで生じます。
鼻をかんでも完全にすっきりしないのは、粘膜のむくみ(炎症による腫れ)が消えないからです。
■【上星】の他にも有名な鼻づまりのツボはあるのですが、【上星】は頭髪の中なのでツボを刺激し過ぎて赤くなっても気にならないし、何より効果が出やすいです。
【上星】はおでこの上、髪の生え際から親指の幅だけ入ったところにあります。少し頭蓋骨が窪んだところに指をあて、ゆっくり優しくマッサージすると鼻の奥の血行が良くなってむくみが減り、鼻が通りやすくなります。
花粉症だけでなく、風邪や副鼻腔炎による鼻づまりにも効果があります。
■<ツボの取り方>
【上星】(じょうせい)
おでこの中心線上、前髪の生え際から親指の幅(1寸)入ったところ。生え際から指先で押していくと微かに窪みがあってツーンとする場所。

■<刺激の仕方>
人差し指に中指を添えて頭蓋骨に向けて垂直に立て、頭蓋骨の感触を感じるくらいの圧で押す。10秒くらい押したら力を緩め、一呼吸おいてまた押す。を繰り返す。
左右につまりが残ったら1cmくらい左右にずらして押してみる。
強く押せば効くというわけではありません。
あまり強く押しすぎると頭に痛みが残る場合があります。適度な心地さを感じる範囲で加減をしながら刺激をしてください。
それでは、また🐤
※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください
コメント