■朝起きてもなんだか食欲がない。胃も動かない。
でも、なんとかパンを一枚口に押し込んで玄関を飛び出していく。。。。
そんな朝って結構ありませんか?
夜中についラーメンを食べてしまったとか、身に覚えがあったりすることもありますが、ストレスや疲れで体が弱っていたりリズムを作れなかったりすると慢性的に朝の食欲がない、っていうこともあります。
■朝食は午前中の活動のエネルギー源であり、同時に身体に対して一日をスタートするぞ、という合図にもなるものです。
朝食をしっかり、おいしく頂くことが充実した一日を過ごすための大事なポイントなのです。
そんな大事な朝食をおいしく頂くためには胃が動き、食欲が出ることが非常に大切。
そういう時に活躍するツボが【中脘(ちゅうかん)】です。
■【中脘】は胃の位置にあります。
【中脘】は鍼灸師も非常によく使うツボで、胃の病気をはじめ、消化器系統全般に効果があり、精神を安定させ、元気を出させる効果もあります。
人が活動するエネルギー源は食べ物です。
我々は植物のように光合成はできないわけで、エネルギーを食べ物からとるしかありません。とてもシンプルな話です。
胃をはじめとした消化器系統が元気で食欲がある、ということが我々が元気で健康に活動をするためになくてはならないことなのです。
その中核を担うのが今回ご紹介する【中脘】というわけです。
【ツボの取り方】
■左右の肋骨はおなかの上で途切れています。
肋骨の下側を探っていくと胸の下の真ん中で合流しています。
そのポイントと、おへそとの中間地点。
そこが【中脘】です。
人差し指の先で探ると腹筋の隙間で、そこだけふにふにした感じがしたり、感覚の鋭い人は指に少し脈打つ感じが得られると思います。
【刺激の仕方】
■人差し指の先端を【中脘】のツボに垂直に当てます。中指は人差し指に添えて支えます。
そのまま指先を皮膚の向こうに腹筋のスジ(白線といいます)を感じるくらいに軽く沈めます。だいたい3mmくらいのイメージかと思います。
強く、深く押さないように気をつけましょう。あくまでも軽く沈める感じです。
そこに親指を添えて、親指と人差し指の先でツボの表面を皮膚表面に沿って1~2mm程度微妙に引っ張ります。
薬指と小指は軽くおなかの上に置き、手に力みが身が入らないように柔らかく支えます。
そのまま、1分程度、ゆったりと自然に呼吸を続けながら待ちましょう。
■ポイントは、強く刺激しないこと、ゆったりした気持ちで待つこと、です。
いかがでしたか?
いろいろ工夫しながら試してみてください。
それでは、また♪
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※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください🐤
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