■【すぐに効くツボ】朝のだるさに陽池

【すぐに効くツボ】朝のだるさに陽池 すぐに効くツボ
【すぐに効くツボ】朝のだるさに陽池

■朝起きれたのだけれど、どうにもだるくてやる気が出ない。

そんなつらい朝ってありませんか?

なんとか着替えて気合を入れて頑張って学校や会社に向かっている方もいるのではないでしょうか?

そういう時に効果的なのが【陽池(ようち)】です。

■【陽池】を刺激することで、血行が良くなり、気力が出ます。

感覚的には朝の活動開始のホルモンであるコルチゾールのはたらきに近く、脳の視床下部ー脳下垂体ー副腎皮質系に影響をあたえているのかもしれません。

したがって夜、寝る前には眠れなくなることもあるので、あまりいじらない方がいいですね。

 

※【参考】眠る前に気分を落ち着かせるツボは【陽池】に対して手首の反対側にある【大陵】です。

 

■まとめると

【陽池】は、日中、特に朝から午前中にかけて動き出すための気力を生むツボです。

集中力が抜けてしまったときにも使えますよ♪🐤


【ツボの取り方】

■手首の甲側の関節部にあります。

中指と薬指の間から手首の関節の真ん中に向けて中心線を想定します。

手首の関節の曲がる線(手首をぐーっと反らせるとわかりやすいです)と、手の甲の中心線の交点が手首の真ん中で、そこから7~10mmくらい外側(小指側)に指先で押すと深く沈み込むところがあります。

そこが【陽池】です。

指先で押すときに斜めではなく垂直に沈み込ませて位置を決めるのがコツです。

【刺激の仕方】

■反対側の親指と人差し指で輪っかを作ります。

指先の骨の先端を合わせるようにしてしっかりつまむような形を作りましょう。

そのつまむような指先を軽く【陽池】の上に載せます。

指先(骨の先端)はしっかりとくっつけたまま、【陽池】に当たっている指先の側面をじわーっと2~3mm開いて手首の皮膚の表面を広げます(0.1mmくらいの厚さの皮膚薄皮を広げるイメージ)。

そのまま普段の呼吸を続けながら1~2分程度ゆったりと待ちます。

■血の巡りが良くなって、少し気分があがって活動しようかな~、という気になってくると思います。

コツは、【陽池】の位置をしっかりととり、皮膚表面の奥の方、手首の骨と骨の隙間にある【陽池】を意識しながら操作することです。

【陽池】のツボの中心部は1mmくらい、粟粒くらいの大きさです。

指先を置いた皮膚表面を少し広げてしばらくすると、指先の間に粟粒くらいの小さく脈打つ感じがつかめるかもしれません。

それが【陽池】が反応しているしるしです。

感覚を鋭敏にして小さな脈動が起きるのを感じてみましょう。

■ここでご紹介するツボの使い方は、プロの鍼灸師が意識することをベースにしていますので、ちょっと難しいかもしれません。

けれど、いろいろと試してみてください。

慣れればどんどん効果が出てきて面白いですよ!

■とってもつらいときに、必ずいつもそばに鍼灸師がいるわけではありません。

なので、こういった技をご紹介してそれぞれに工夫して生活に取り込んでいただけたらな、というのが私の想いです。

もちろんこれはあくまでもその場の対処療法なので、根本的な効果はあまり期待できません。

根本的な生活改善をお望みの方は、是非、お近くの気が合う鍼灸院をみつけて訪ねてみてくださいね♪🐤

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※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください🐤

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