■なんとなく身体中がもやもやしたり、イライラしたりしてツラいときに気分が楽になるツボです。
そういう状態を【焦燥感】といいますが、交感神経が強く働きすぎてバランスが崩れた状態が続くと現れます。強いストレスを感じたときや不安が続いたり、うつ状態でも生じます。
【内関】は循環器系や精神症状に効くツボで、皮膚への刺激が感覚神経を通じて視床下部の交感神経中枢のはたらき過ぎを抑えると考えられます。
ここで紹介する、もやもやイライラといった焦燥感を抑える効果の他に、乗り物酔い、つわりなどの吐き気を抑える効果もあります。特効薬的に使えて便利です。
【ツボの取り方】
■手首の内側のしわの真ん中(何本もあるときは、手首をぐっと曲げたときに一番凹んでるところ)から指先3本分ヒジ側にいったところ。手首の2本あるスジの間に取ります。(左右どちらでも構いませんが、右手首の方がやりやすいかもしれません。)
【刺激の仕方】
■反対の手の親指と人差し指の先で表面の皮膚をやわらかくつまむようにして当て(赤ちゃんの肌に触れるようにやさしく)、表面の薄い皮を2~3mmほど引っ張り広げます。
そのまま2~3分ほど、ゆっくり呼吸をしながら待ちましょう。
■つまんでいる指先にかすかに脈打つような拍動を感じたらしっかり効果が出ているサインです。気分の状態の変化を自分で感じてみましょう。
初めてでも効果は出ると思いますが、やはり慣れてくると効果がしっかりと出やすくなってきます。
ツボの場所を正しく取ることがポイントで、慣れてくると「ここかな~?」という感じがつかめてくると思います。皮膚の表面が他と比べて落ちくぼんでるような皮膚が薄いような弱ってるような感じです。
刺激はあくまでも、赤ちゃんの肌に触れるように、やわらかく、やさしくです。
決して強く押したりして手荒に扱わないようにしましょう。
この記事を参考に自分でいろいろと工夫してみてください🐤
それでは、また♪🐤🐤🐤
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※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください🐤
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