■冷えは健康の大敵です
冬は東洋医学では【腎】の季節。腎は下腹、腰にあり生命の火種である【命門の火】を守ります
この時期に足先を冷やし、冷気が腰にまで及ぶとこの生命の火種に影響が及び、体を温める力が弱まり、健康を損ねやすくなります
■冷えには、
・寒気にさらされて生じる【寒邪】による冷え
・加齢や体力の低下などにより体を温める力が衰える【腎陽虚】による冷え
・食べ物を消化してエネルギーに変換するお腹のはたらきが悪くなって生じる【脾陽虚】による冷え
などがありますが、ここでは【腎陽虚】による冷えに効くツボ【腎兪】をご紹介します
■足腰の冷えに効くツボ【腎兪】
■腎兪は腰にあるツボです

■<効果>
足先や下半身の冷えに対して【腎】を温めて元気を補うことで血流が良くなり、体を温める力が上がります
■<ツボの取り方>
腰骨(骨盤の上部)から指三本上、背骨の両脇
今回は、だいたいの位置で構いません※

※正確な取穴方法は、第2腰椎棘突起下方の陥凹部(【命門】)の外方1.5寸(第二関節の指の幅、約2本分)です
■<刺激の仕方>
■肌着越しにカイロなどで温めます(低温火傷に注意しましょう)
家族の方にお願いして箱灸をやってもらうのも効果的です
是非、試してみてください。

■今月号の内容は以上です。
「よい睡眠」、「適度に運動」、「おいしくご飯」
今月も健やかに参りましょう!
それでは、また♪
相模大野ひよこ堂鍼灸院 院長🐤

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