■深酒をした翌日。二日酔いで頭が痛いのはとてもツラいです。
そういう時に痛みを鎮める【頭維(ずい)】というツボをご紹介します。
■【頭維】は消化器系の機能に関係の深い【足の陽明胃経】という経絡(流れ)の上の隅にあって、飲み過ぎて胃がむかついて動かない二日酔い状態で反応が出るのではないかと考えられます。
また【頭維】のある領域は、前頭部と側頭部の筋・腱及び感覚神経の境目にあり、同時に額の横を頭部表面に登っていく浅側頭動脈が走っていて、前頭部から側頭部まで広い領域へ影響を与えます。
したがって二日酔いの時に限らず、前頭部や側頭部の頭痛の時に試してみる価値のあるツボです。
【ツボの取り方】
■【頭維】は、前髪と横の生え際の角の部分、いわゆる反り込み部分にあります。
前髪の生え際のラインから親指半分(1cmちょっと)入ったライン上で、側面の生え際のラインが重なる点です。(髪が後退している場合は、眉毛から指3本分くらいのラインで仮想してみてください)
■この周辺を人差し指で軽く探って、ぶよぶよしたり、凹んでいたりする場所があれば、そこが【頭維】です。
二日酔いの時は、たぶんぶよぶよしていると思います。
【刺激の仕方】
■親指と人差し指の先でつまむようにして【頭維】の部分の頭皮に当て、押し広げるようにゆっくり、じっくりマッサージします。
指先を【頭維】に当てたまま、気持ちは後ろ頭の方へ溜まったものを流すイメージで行います。
頭痛が落ち着くようにマッサージの加減を調節しながら工夫してみましょう。
■まずは飲み過ぎないのが一番ですけどね🐤
それではまた♪🐤
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※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください🐤
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