■デスクワークやスマホの見過ぎで目が疲れている人は大勢いると思います。
目が疲れてぼやけて見える。いわゆる眼精疲労に即効性があるのがこの【目窓(もくそう)】です。
■【目窓】はその名の通り「目の窓」です。
眼窩の上から延びる動脈・静脈、神経の先にあり、目の奥にまで効果が届いて目の疲れを取り、よく見えるようになります。また、頭蓋骨のつなぎ目にあたり、頭皮をゆるめるだけでなく中の前頭葉がさわやかになっていく感覚が得られます。
■ツボの取り方
瞳の中心から真上に伸びる線を想定し、前髪の生え際から頭の丸みに沿って指を第二関節部で4本並べ、その真ん中、中指と薬指の間あたり。
ちょうどそこにあるとは限らないので、そのあたりを指先で探ります。
すると、ちょっと窪んだように感じるところがあると思います。そこが【目窓】です。
(生え際が分からない方は眉毛の上側に指先3本並べたところを生え際と想定してください)
■【目窓】が捉えられたら、親指と人差し指の先をつまむように強目に(心地よいレベルで)当てます。強く指先を当てたまま2~3mm頭皮を押し広げるように刺激し、効いてるなあ、と感じるまで繰り返します。
ツボの範囲は狭いので、漫然と刺激するのではなく一点集中という感じで刺激するのがコツです。
■親指と人差し指の先につまようじの先を挟んでまっすぐに立て、2~3mm押し広げた頭皮に尖った先端を当てる感じにしてしばらく待つ、というやり方も効きます。
この場合はつまようじは先端が頭皮に当たるくらいで保持し、決してグリグリやらないでください。効果がないだけでなく、頭皮を傷つけたり、そこからばい菌が入って化膿したり腫れたりする危険があります。ご注意ください。
■ああ、効いたなあ、と感じたらあまりしつこく刺激を続けず終りにしましょう。
何事もほどほどが肝心です。
効果が感じられない場合はツボの位置がうまく取れていないのかもしれません。もう一度ツボの位置を確かめてトライしてみましょう。
■【注意!】
目の血流不足や神経の疲労以外の原因が隠れている場合もあるので、つらい状態が続くようであれば一度、眼科医で診てもらうことをお勧めします。
それではまた♪🐤🐤🐤
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※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください🐤
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