全身の血の巡りを良くするツボ【太淵】をご紹介します。
よく手首で脈拍を測りますが、その場所が【太淵】(たいえん)です。
【太淵】は脈会(みゃくえ)といわれ、全身の血管のはたらきとのつながりが強いツボと考えられています。
手先の冷たさが改善するだけでなく、全身の血の巡りが良くなって寒けが和らぎます。
また、朝にそわそわして落ち着かない時にも効果を発揮します。
<ツボの取り方>
■【太淵】手首のしわの上(手首の関節が曲がるところ)で血管が脈を打っているところ
<刺激方法>
■反対側の手の人差し指の先を【太淵】に軽く添え、さらに中指の先を人差し指の脇に添えます。
決して押したり揉んだりはせず、赤ちゃんのほっぺたに触れるようにやさしく軽く指を添え、ゆったりと楽に呼吸をしながら指先で脈を感じましょう。
そのうちに、脈がしっかり元気に感じ始めたら効いた証拠です。
全身がほんのり温かくなり、全身のそわそわした感じや冷えや痛みも少し楽になっているかと思います。
落ち着きを取り戻すときにも使えます。
是非、試してみてください。
それでは、また🐤
※この記事は一般的なツボの効果について記載しています。体の状態によっては、正確にツボの場所を刺激しても効果が出ない場合もあります。本来は鍼灸師が実際に体の状態を診てツボを選ぶものなので、さらに一歩進みたい方は是非お近くの鍼灸院をお訪ねください
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